第3章 働き方改革実行計画
違法な時間外労働
労働基準監督署による監督 の対象となる月80時間超の残業が疑われる事業場は約2万あり、そのうち実際に違法な時間外労働が行われている事業場が相当数ある。
平成28年4月~平成29年3月の監督指導実施事業場数は23,915事業場であったが、そのうち違法な時間外・休日労働があった事業場は10,272事業場(43.0%)に及ぶ(厚生労働省2017年7月発表)。
しかも、違法な時間外・休日労働があった10,272事業場のうち、月100時間を超えるものが5,559事業場もあった(同)。うち、100時間超150時間以下が4,391事業場であるが、150時間超200時間以下が932事業場、200時間超が236事業場あった(同)。
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