第3章 働き方改革実行計画
不登校と中退
中学3年で不登校であった者の高校進学率は85.1%(一般98.7%)、高校中退率は14.0%(一般1.4%)、大学進学率22.8%(一般54.7%)、非就学・非就業率18.1%(一般7.0%)となっており、不登校であった者は、その後の就学・就業でも困難を抱える傾向にある。
高校中退者は、41.6%がフリーター層であり、正社員層は7.7%にとどまるというデータがある。また、高校新卒者の就職内定率が約9割であるのに対して、中学新卒者の就職内定率は約3割であり(2016年)、高卒資格は就職に有利であり、高卒資格が必要と考える高校中退者の割合が78.4%にのぼるというデータにみられるように、高校中退者は就職・キャリアアップにおいて不利な立場にある。
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