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ワークライフ・コーディネーター認定試験
一般財団法人全日本情報学習振興協会 主催

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第1章 我が国の経済社会の現状

完全失業率

○完全失業者

「完全失業者」とは、①仕事がないが、②仕事があればすぐ就くことができる者で、③仕事を探す活動をしていた者である。

「失業」という言葉を使っているが、何らかの求職活動を行っていること(労働市場に参入していること)が必要である。従って、新規学卒者、結婚・育児などで一時離職したが再び仕事を始めようとする者、より良い仕事を求めて離職した者等は、すぐに就業可能で求職活動をしていれば「完全失業者」に分類される。一方、会社が倒産して仕事を失ったとしても、求職活動をしていなければ労働市場への参入者とはならないので、「完全失業者」ではない。

完全失業者数は、2009年に年平均336万人であったが、2016年には年平均208万人にまで減少している。

○完全失業率

「完全失業率」とは、労働力人口に占める完全失業者の割合である。

・完全失業率(%)=完全失業者数/労働力人口×100

完全失業者は、労働力人口のうち実際には活用されていない部分であるといえるから、その割合を示す完全失業率は、労働市場に供給されている人的資源の活用の度合いを示す指標といえる。

完全失業率は、2009年・2010年に年平均5.1%を記録した後は6年連続で低下し、2016年の年平均は3.1%となっている。



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